ここで暮らし始めた理由と引っ越し。
唐突な自分語りです。
ブログを始めた一番の理由が、物忘れしないうちに書き留めたいだったので自分用のメモみたいなものだと思ってください。
ここに引っ越してきたらお隣にオタクが誕生した話。
とりあえず、引っ越しまでの出来事を。
私は首都生まれの首都圏育ちです。
目黒で生まれて、川崎で幼稚園までを、小中高校生までを神奈川で過ごし大学とその後の就職で埼玉に行きました。
社会人になって住んだ町はごちゃごちゃしていてうるさくて、何より水がおそろしく不味いマンションでした。
水なんか買えって話しなんですけど、当時はいまほど日本人はミネラルウォーター買って飲む習慣はなかったんですよ。
夜中も車がうるさくて空気も汚い。
そのわりに家賃はお高い。
イベントに行くには便利でした。
AKBの劇場にもほいほい通えました。
でも、このままここに暮らし続ける未来は全然描けなくて。
二十代前半からちょこちょことずっと暮らせる場所を考えていました。
私には実家も親戚もないので、そっちに頼れないのです。
けど、自分で終の棲家を探すのは楽しかったです。
はっきりと、いつまでに決める!とかは考えてなくて。
でも、転職も考えるとなるべく早めにしたいなーとか首都圏まで不便じゃないとこがいいなとか。
田舎暮しを想定して免許とったりと自分なりにリサーチしながら、休みの日に空き家巡りしてました。
- 首都に飛行機以外の手段で二時間以内にいける。
- ささやかな家庭菜園ができる。
- ペット飼える。
- 自然がそこそこある。
- 水と空気がそこそこキレイ。
そんな感じの条件をもとに不動産屋さんにもお願いしてゆるゆる探していくなかで紹介されたうちのひとつがここでした。
ここに決めた一番の決め手は水がおいしかったこと。
真夏なのにキンキンに冷えた水が蛇口からでてくるんです。
目の前に小川があるのも気に入ってます。
雨で水が増えると何か大きな魚がばしゃばしゃしてます。
ただ、家庭菜園というには大きすぎる畑とおまけで田んぼがついてきたのはびっくりでした。
田んぼはさすがに無理なので、農家の方にレンタルしてレンタル料をお米で頂くという逆にありがたい話で落ち着きました。
一人暮らしには広すぎるお家ですが使ってみると意外と全部屋使ってしまうものです。
そういうわけで、予定より少し早く転職と引っ越しをしたのでした。
こちらに越してきて誤算だったのは、ネット環境がないこと。
自分で交渉してなんとかしましたが、その後もいつまでも光がこなかったりして当時ネトゲユーザーだった私は割りと困りました。
ネトゲやめた今となっては光じゃなくてもいくない?みたいな気持ちになっています
それと、昼間はとっても静かなのに夜は蛙の声が喧しいのとちょうどいまの時期に周辺の専業農家さんは紫蘇を育てているのですがその収穫が朝早く、刈り取る機械がうるさいってこと。
あとは、冬になると空いた畑からものすごい砂が舞うこと。
学校帰りの小学生とか砂塵にのまれるように歩いててほんとに気の毒だし外に洗濯物干したらざらざらになるし…
ネットの問題はともかく、あとの2つはまぁ季節限定なのでなんとかやり過ごしています。
広すぎる畑のすみっこを使っておそるおそる植えた野菜はこっちが何をしなくてもばかすか実をつけるし周囲の人は優しいし毎日ゆるゆると暮らせています。
多分、ずっとここで暮らしていくんだろうなぁ
ここまでが、引っ越しまでの話し。
次におとなりさんの話を。
私が楽しく暮らせている要因の大きな1つがお隣さんなので。