ゆきが亡くなりました
私の大切な友であり家族だった真っ白い猫が亡くなりました
癌と診断されて250日
去年の今頃は元気に屋根を伝って歩いてたのに…
体調を崩して病院に駆け込んだ時
私は半狂乱でした
どんだけお金をかけても絶対に死なせたくないと思っていました
かかりつけの先生はとても良心的な人でもう年寄りなのだから無理はさせないでいきましょうと宥めてくれました
ずっと手のかからない賢い猫でした
だから部屋から出さずに過ごした250日はゆきにとっては窮屈で迷惑だったと思います
本当なら静かに外で自分だけでその時を迎えたかったのかもしれません
でも私にはとてもそれは許せなかった
どうしてもまだ一緒にいたかったし最後の時にも私といてほしかった
短い250日のほんとにささやかな介護生活で私は沢山のことを学びました
老猫に快適な生活
食の細い猫が食べてくれるフード
そして最後の時にどんなことが起こりその後どうすればいいのか
特に心に残ったのはイシデ電先生の「ポッケの旅支度」というエッセイ漫画でした
3ヶ月くらい前に無料お試しで読みそのリアルすぎる内容にちょっと今は読むの辛いかと思って買わなかった本
そこには最愛のパートナーを亡くした後に最善の行動をとるための具体的なアドバイスが沢山詰まっていました
中でも生きてるうちに葬儀をどうするのか調べておいた方がいいということ亡くなってから回らない頭で探してもいいことないということ
無料お試しでここを読ませてくださったことに感謝しかありません
なんだか縁起良くないよなぁと思いつつもいくつかのペット葬儀会社のホームページをみて内容や料金を読んでありました
おかげで今日パニックにならず目星をつけたところに連絡出来ました
具体的にここ数日と今日のことはまた後日自分のために書き記すつもりですが
今日仕事を振り切るようにして家に戻りゆきをなでたり話しかけたりしながらポッケの旅支度を電子版で買って読んでました
読んだことで
家が好きで他人が嫌いなゆきを病院に連れていくストレスと注射で少し脱水を点滴で補ってもらって数日寿命を伸ばすことを測りにかけて病院に行くのをやめたことを後悔しないですみました
昨日もろくに寝ていないのに今日もまだ眠れそうにないです
大好きなゆきと一緒に過ごせる最後の夜
ゆきはいま自由になってずっと見回りに行けなかったテリトリーを歩き回ってるような気がします
そしてもう眠ってる私にあけてあけてと騒ぐのです
あんなにめんどくさかったのに
いまは恋しいです
ゆき
わたしのゆき
ほんとに死んでしまったの?
さみしい